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7年ぶりガラケー出荷増とスマホ2年連続減少に関する道具重力

2015年2月3日、調査会社であるMM総研から2014年度の携帯電話国内出荷状況調査が発表された。

調査結果によると、フィーチャーフォン(俗語:ガラケー)である従来型携帯の出荷数が、1058万台となり前年度比で5.7%上昇とし、2007年度の調査結果以来、7年ぶりに前年度を上回ったと公表された。 同調査において2014年度スマートフォンの出荷台数は、前年度比5.3%減の2770万台と2年連続で減少。

明らかに新しくある一定数まで増加するはずのツールと、減少し続け消滅するだろうと予想されるツールのこうした数値の裏側には、それぞれの道具重力の違いがあるからだろう。

従来型携帯とスマートフォンのそれぞれの道具重力、つまり道具自体が持つインパクトや革新性、需要量とその継続性を比較すると、当然、前者の方が格段に高い。

ポケットベルや大型の携帯通信機の時代から、掌に収まる携帯電話は一般人が契約できる価格帯で市場に普及したことを道具重力15とするならば、スマートフォンの普及からの道具重力はせいぜい2ぐらいでしかないからだ。

確かにスマートフォンは多くのデータやヴィジュアルをフィーチャーフォンと比べると飛躍的に容易に取り扱えるようになっているが、根本部分では情報や用途の重要度においては、さほど革新的な進歩はない。

道具重力の基準については、”実質的”な部分でその道具が革新的であるかどうかだ。

スマホアプリは実にいろいろな事ができるけれでも、実質的な意味ではそれぞれに特化した道具には及ばないものがほとんどだ。いうなれば”50得ナイフ”のような感覚に近いだろう。

ネット情報を閲覧することとか、簡易的なゲームをすることはほとんどの人にとって、”その時”に重要度がそれほど高くない場合が多いはずだ。電車の中を見れば、新聞や雑誌のそれが、スマホに変わったに過ぎない。本質的な変化はなく、”道具”が入れ替わったに過ぎない。

それを踏まえたうえで、実質的にフィーチャーフォンへの変化の重力と、スマホへの変化の重力は大きく違っている、異質なものだといえるのだ。モバイル機器ごとの出荷数の増減については、道具重力の違いの影響が少なからずあると考えられる。